苦手のモーツアルト研究開始 [奏法・楽曲研究]

昔からモーツァルトとハイドンは理解できずに苦しんでいる。趣味だから簡単に逃げられるので結局ほとんどCDを所有していない。しかし、私の子ども初号がショパンの「小犬のワルツ」の次はモーツァルトのK310にしたいとのことだ。先生もレベル的にちょうどいいし、子どもの時にモーツァルトをしておくことが重要で、大人になってからではなかなかうまくできないそうだ。そこで、私もモーツァルト研究をすることとなった。ほとんど理解不能なので、まずは「ぴあのぴあ vol.2 ウィーン古典派~モーツァルト編」を購入した。(本当の目的は子ども初号の勉強のためある。)CD2枚にDVDも入っている。DVDもあった方が、私には入門しやすいと考えた。ちなみにテレビの放送内容は入っていないので注意が必要だ。

CD+DVD
ぴあのぴあ vol.2 ウィーン古典派~モーツァルト編
SONY Music Japan

聞いて見たが、やはり、わからない!どうしてモーツァルトを世の中の人はもてはやすのだろう。とにかく聞き続けることにする。とにかくまず、聞き慣れて、感動して、共感し、次に自分ならこう演奏したいと思うようにならなければならない。遠い道である。このペースなら4月に完成すれば良い方だ。


2009-12-29 17:22  nice!(4)  コメント(8)  トラックバック(0) 
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コメント 8

Cecilia

声楽を始める前、私もモーツァルトの良さはイマイチわかりませんでした。
ピアノ曲だとショパンなどに比べて譜読みがしやすく、”簡単”な印象があります。
実際初見しやすいです。
でもピアノ専門の方は本気で思っているのかどうかわかりませんが、「モーツァルトは難しい。」と言います。(簡単な譜面だけれど案外・・・という意味か?)
また、室内楽曲は退屈だと思っていました。
聴くと眠くなるものが多かったのです。
モーツァルトに目覚めたのはオペラを見るようになり、自分でも歌うようになってからです。
モーツァルトの偉大さはオペラでわかると思います。
ピアノを弾く時に、ここは夜の女王みたいに(「魔笛」の)とか考えながら弾くようになったというのが、私の実感です。
by Cecilia (2010-01-06 08:38) 

yablinsky

Ceciliaさんコメントありがとうございます。とりあえず簡単なのかもしれません。うちの子ども初号のK310のレッスンは2月から始めるのですが、この前、楽譜を見せたら、初めの4小節を初見で弾きました。しかもK310はA-mollです。ショパンが演奏者に多くの自由度を与えているのに対して、モーツァルトは自由を与えていないように感じています。しかし研究がすすみこの考えが裏切られることも期待しています。

モーツァルトのオペラは一度見に行っただけです。これまで逃げていましたので・・・すみませんCDももっていません。

by yablinsky (2010-01-06 21:32) 

ながぐつ

こんにちは。
子犬もワルツの完成曲聴きました。よかったですよ~。
うちの娘も子犬のワルツやトルコ行進曲を習っていました。
by ながぐつ (2010-01-07 06:44) 

yablinsky

ながぐつさん、コメントありがとうございます。ここらの曲は子どもの練習曲の定番のようですね。私の曲はうちの子どもたちの習っている曲とリンクしているので、今後もこのような傾向の曲が続くことになります。
by yablinsky (2010-01-07 07:27) 

ピアノフォルテ

モーツアルト、子どもの頃以来、昨年初めて真剣に取り組みました。
わたしの先生は「モーツアルトは裸見せるのといっしょです」とおっしゃいます。ピアニストのテクニックや耳のよさ、感性などあらゆるものがばれてしまう・・そんな作曲家のようですよ。
音色をいかにモーツアルトらしくするかが大変に難しかったです。

by ピアノフォルテ (2010-01-11 15:31) 

yablinsky

ピアノフォルテさん、コメントありがとうございます。この記事以来モーツァルトを聴き続けて、最近、やっとモーツァルトに感動できるようになってきました。これまでモーツァルトを聴いてこなかった私にはモーツァルトらしい音色がどんなものかまだつかめません。

by yablinsky (2010-01-11 16:42) 

koten

 初めまして。凄く昔の記事へのコメントですみません(気になったもので(汗))。

 私も昔は、モーツァルトの音楽は良く分からなかったです。
 社会人になって古楽を勉強して、古典調律に出会ってから少しずつ変わっていった気もしますが、それでもまだ駄目でした。数年前に「ミーントーン(中全音律)」という調律法を知ってから自分のモーツァルト感が劇的に変わりました。 現在、純正ミーントーンを基盤としながら、モーツアルトが実際に使っていたであろう調律法(おそらく何らかの修正ミーントーンだと思われます)を探っている今日この頃です。
 古典調律の研究成果をyoumusicというサイトでupしておりますので、宜しかったら聴いてやってください。
by koten (2010-06-04 00:11) 

yablinsky

kotenさん、コメントありがとうございます。十二平均律ではなかなかモーツァルトはよい音には聞こえませんよね。アップされたもの聞きました。知らない曲なのでちょっと理解が足りませんが、なんだかよい感じですね。

私の場合、最近なんだかモーツァルトがすこしづつわかってきたようにも感じてます。ではまたご訪問ください。
by yablinsky (2010-06-04 01:15) 

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