リコーダーの長所・短所 [リコーダー]
最近リコーダーネタばかりですが、私の中ではホットな話題なので仕方がありません。次回あたりから通常記事に戻りますのでご容赦ください。今回は世の中でも語られていることですが、リコーダーの長所・短所についてまとめておきます。実はリコーダーの短所はそのまま長所になっているのです。
短所1:音量がでない。
リコーダーは基本的に音量が出ません。そこでフルートやその他の管楽器に負けてオーケストラには入れませんでした。それがそのまま長所でもあります。
=> 長所:日本の住宅地でもマンションでも窓を閉めれば近所のことを気にせず練習できます。
短所2:低音は弱い音しか出ない。高音は強い音しか出ない。
低音でも力強く演奏したいときもあれば、高音でもやわらかく演奏したいこともありますが、リコーダーはそういう演奏はできません。それで一度はリコーダーは滅んだものと思われます。
=> 長所:演奏の幅が狭いということは比較的素人でも高いレベルの到達しやすい。かな?
短所3:一度滅んだため、バロック時代のリコーダーのソナタや協奏曲しか曲がない。
最近は映画音楽やロマン派以降の曲の編曲したものを演奏するようです。
=> 長所:その後の超絶技巧の曲がないので、素人でも参入しやすい。
短所4:学校教育のための素人用楽器という差別を受けている。
本当はバロック時代までメジャーな楽器だったのにいわれのない言いがかりです。一般の人には教育用専用楽器と思われているのでリコーダーをやっているといえば変な人と思われそう。
=> 長所:プラスティックリコーダーを選べば、大量生産のため、安価に購入できる。こんな楽器他にないでしょう。
リコーダーの練習 [リコーダー]
アルトリコーダー(プラスチック)を購入したことを報告しましたが[1]、その練習メモです。とにかく音楽は苦手なので、学校の練習法ではちっともうまくならなかったという失敗経験から、いろいろ自分に合った練習法を模索しています。
いきなり曲をするのでなく最初にやったのはハ長調のスケールの練習です。頭の中の音と指の形が無意識に結びつく練習です。まだまだ高い音が不安ですが、退屈な練習を続けています。リコーダーに付いてきた運指表は#やbが一緒に並べて書いていて見にくいので、とりあえずハ長調の場合の運指表を別に作ってみました。
アルトリコーダー運指表(ハ長調(C dur)・イ短調(a moll))
ファ_●|●●●|●●●●
ソ__●|●●●|●●●○
ラ__●|●●●|●●○○
シ__●|●●●|○●●○
ド__●|●●●|○○○○
レ__●|●●○|○○○○
ミ__●|●○○|○○○○
ファ_●|○●○|○○○○
ソ__○|○●○|○○○○
ラ__▲|●●●|●●○○
シ__▲|●●●|○●○○
ド__▲|●●●|○○○○
レ__▲|●●○|○○○○
ミ__▲|●●○|●●○○
ファ_▲|●○○|●●○○
ソ__▲|●○●|●○▲○
●:閉 ○:開 ▲:サミングまたは1つの穴を閉じる
#やbの音を頭に入れる余裕はありません。何か曲を演奏しないと楽しみはありません。小学生レベルでないと対応できないことが予想されるので選んだのはペッツォールトのメヌエットです[2]。この曲なら音が完全に頭に入っています。楽譜を読むこともできますが、過去の経験から楽譜を読むことに神経を使って演奏に集中できません。頭の中の音を即座に指の形の結び付ける練習をしたので、その方法を試します。この曲は#が1つ付いたト長調です。1つなら何とか指の形も覚えることができます。とりあえず必要な範囲の運指表を作って見ました。
アルトリコーダー運指表(ト長調(G dur)・ホ短調(e moll))
ファ#●|●●●|●●●▲
ソ__●|●●●|●●●○
ラ__●|●●●|●●○○
シ__●|●●●|○●●○
ド__●|●●●|○○○○
レ__●|●●○|○○○○
ミ__●|●○○|○○○○
ファ#○|●●○|○○○○
ソ__○|○●○|○○○○
●:閉 ○:開 ▲:サミングまたは1つの穴を閉じる
すみません。やはりここで演奏を公開する勇気はありません。さて、今週は神戸に出張予定です。この記事も自動投稿しますが、コメントへの返事は週末になります。あしからずご了承ください。
[関連情報]
[1] 1周年記念、そして感謝, 10/12/12
[2] ペッツォールト メヌエット, 10/02/21
1周年記念、そして感謝 [リコーダー]
私がブログを始めたのが2009年12月12日でした。つまり本日で1周年です。細々とではありますが、今まで続いているのは読者の皆様のおかげと感謝申し上げます。コメントをいただけなかったら、だんだん投稿しなくなっていたものと容易に想像できます。
このブログは主にDTMの演奏の発表の場ですが、娘達のピアノの練習している曲をDTMにしていることが多いので子育ても関係しています。また、マーラーをはじめ私の音楽の趣味のページでもあります。また、リサイタル・コンサート報告は家族の大事な記念になります。仕事が忙しいとブログを続けることが大きな負担に感じることもありますが、今後ともよろしくお願いします。
このブログにたまにコメントをいただけるREIKOさんが1つの動画を紹介されています。この動画が気になって仕方がありません。そこで早速CDを注文してしまいました。まだ到着していないので来るのが楽しみです。そして何の気の迷いかアルトのリコーダーをついでに購入してしまいました。YAMAHAのプラスチックのリコーダーで2600円程度のものです。といってもリコーダーを始めるぞ宣言ではありません。しばらく遊んでみようと思います。なにぶん小学校、中学校と音楽が一番苦手だったのでうまい演奏は望めません。小、中学校の時と違うのはいやいややっているか、自主的にやっているかの違いと自分を幾分知っている分、自分にあった方法を選べることくらいです。どうなりますか。ブログに演奏を発表予定はありませんので、そのようにコメントしないでくださいね。そういえばチェンバロの伴奏はDTMで作れますね。